意外な出会いのあった合宿免許

合宿免許といえば短期間で免許が取れる上に、地方の観光地やリゾートで旅行気分も味わえるという一石二鳥のようなシステムです。
実際、沖縄や北海道などで合宿免許に参加する人も少なくありません。
私も合宿免許で免許を取りました。
今よりももっと短期間でも取得が可能だったわけですが、それでもまとまった期間で取ってしまいたいといことで参加しました。
といっても私の場合、いわゆる通い合宿です。
つまり自宅から通いながら毎日講習を受けるというももの。
合宿のようにスケジュールがびっしり組まれていて、朝早くから夜までずっと教習所にいたことを覚えています。
実際の講習は楽ではありませんでした。
機械に弱いのか覚えが悪いのか、最初の頃は四苦八苦。
同じ時期に参加した講習性たちがいとも簡単に車を運転しているのに比べ、私といったらクラッチが苦手でエンストしたり、シフトチェンジの度に車をガクンガクン言わせたり。
教官に何度怒られました。
借免も一度失敗しました。
けれども思い出すのは楽しいことばかりのような気がします。
というのも、講習と講習の合間の時間がとても楽しかったからです。
教習所にはいろんな娯楽がありました。
卓球台、ビリヤード台、ゲーム、漫画などなど。
ここはゲームセンターか?と思ってしまうほどです。
同じ時期に講習に来ていた合宿生ともすぐに仲良くなり毎日ビリヤードや卓球で遊んでいました。
面白いことに彼らも通い合宿。
しかも私と同じように、東京に住みながら春休みに実家に帰省し、実家から教習所に通っていたのです。
みんな東京の大学に通う大学生です。
仲良くならないわけがありませんでした。
お昼もいつも一緒に食べに行き、ときには夜飲みに行ったこともあります。
そしてそれだけでは終わりませんでした。
全員が無事に卒検を終え、免許センターでの試験にも合格し、めでたく免許を取得して帰京すると、誰からともなくまた飲みに行こうという話になり、その後もたまには会うようになったのです。
あれから10年以上が経ちますが、教習所での友達は今でも続いています。
本当に楽しい日々でした。